チャコのアートギャラリー

チャコの日々のブログです

関東梅雨&ノルマンディー70年


ワイヤーグラス

6月6日午後なにげにテレビで『史上最大の作戦』の映画を見た。
連合艦隊上陸作戦 ノルマンディー The longest day
最も歴史に残る戦争映画の一つでしょうね。今だったらコンピューターのCDを
駆使して作るところでしょうが、それを考えただけでも当時本当に
凄い映画を作ったものだと感心してみてしまった
。翌日の新聞で6月6日はノルマンディー70年だったことを知りました。
フランス北部ノルマンディー地方で上陸作戦70周年を記念する
米仏合同式典に米オバマvs露プーチンプーチンvsウクライナのポロシェンコ新大統領、
そして会話の仲介役を果たしたのがドイツのメルケル首相だったそうですが、
プーチン首相に歩み寄りの兆しが感じられたことは
ノルマンデー70周年記念会談の明るいニュースではありましたね。
 大国と小国の小競り合いは大国が先に引いてこそ愚かな戦争を避けられる。
 さてさて・・・

 今回のスケッチ旅行はフランス北東部 ライン川を挟んだ
ドイツの国境に接するアルザス地方でした。
実際アルザスはこれまである時はドイツ領であり,ある時は
フランス領であるという歴史を繰り返し、同じ息子でありながら
長男はドイツ軍に招集され、次男はフランス軍に召集されるという戦争の悲劇。
 知人のシャンソン歌手榊良子さんのCDのタイトル♫『二つのドイツ』にも
その母の嘆きと悲しみが切々と歌い語られていますが・・・。
 横道にそれてしまいましたが、北フランスノルマンディー地方
15年ほど前にやはりスケッチで訪れたことがあります。
 オンフルール、モンサンミッシェル、サンマロー、レンヌ、の小さな村々を
バスで巡りました。
映画『 The longest day』を見ながら70年前のノルマンディーの歴史と戦争と平和
について少しばかり考えてしまいました。