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チャコの日々のブログです

関東大震災の悲劇

私の夫の両親は、東京で関東大震災に遭い,子供3人(男児2,女児1)を亡くしている。我が夫はその後生まれた7人兄弟の5男で現在85歳、上の兄姉も今はもういない。

記憶にもない生まれる以前の遠い昔のことではあるとしても他人事ではいられない。 大正12年, 群発地震、9月1日、地震発生、20万の死者、、激震地の災害、 東京の家屋倒壊  東京被服廠跡、(避難した3人の幼子がここで亡くなった) ここでは3万8千の死者 、浅草吉原の娼婦たちの死、 ,避難場所、上野公園、  人心の錯乱ー大津波、 富士山爆発、 流言の拡大、朝鮮人来襲説、自警団、列車輸送、新聞報道、大杉栄事件、

復興へー死体処理、バラック街、犯罪の多発、

大正12年9月1日、午前11時58分、関東地方を襲った大地震で建物崩壊、直後に襲った大火災は東京、横浜を包囲し、おびただしい死者を出した。さらに未曾有の天災は人心の混乱を呼び 様々な流言が飛び交って

深刻な社会事件を誘発していく。20万の命を奪った大震災を克明に描き出した菊池寛賞受賞作。史実に基づき文献資料を参考とある。著者吉村昭

この文庫本を主人から借り、

私も読んでみました。「大地震は60年ごとに起きる」と言われているけれど、我が家の備えは大丈夫かしら、こんな大地震が再び起きませんようにと神様に祈るしかありません。