チャコのアートギャラリー

チャコの日々のブログです

ファドを聴く、  作品『旅の情景』 


☆ 『昼下がりのFADO 高橋卓也/彩愛玲』
♪ファドは「運命、宿命』を意味する
郷愁溢れる旋律でポルトガルの民俗歌謡。
今は本場のリスボンから日本に拠点を移して
活動しているファド歌手 高橋卓也と
ハーブ奏者 彩愛玲のコラボで昼下がりの
FADOを聴くことが出来た。
(実は本場ポルトガルでは夜10時ごろから始まるのが普通なのですが)
 昔、旅先で夜遅くにファドを聴きに行った
事があったのですが、兎に角疲れと眠気で
その時歌ったのが女性歌手だったことぐらいしか記憶にないのです。
 今回「アンシェーヌ藍」では日本人のファド歌手高橋卓也さんの魅力的な歌声と
そして雰囲気ある語り口で曲の解説も。
(美しきリスボン、バラ愛のつぼみ,難船 など)
また彩愛玲さんのハーブソロ
は(deep river深い河)とても素敵でした。
 実際 生演奏を聞くのは初めてのこと。
ハーブってコンホータブルな音色がとっても
癒されますね。
 5月に訪れたリスボンのアルファマ地区や
コインブラの路地裏など様々な光景が
ファドの旋律とぴったり重なりあって
聞いているうちに次々旅の思い出が蘇って
きちゃいました〜。
 フランスはシャンソン、イタリアはカンツォーネ、やはりポルトガルはファドということに
なるでしょうか。

 世田谷三軒茶屋 レストラン 「アンシェーヌ藍」にて  (連れ合いと一緒に・・28日)



  ☆ 『旅の情景』F10 油彩

風車を背景にして人物を描いた2枚目
の作品F10 
以前スケッチ旅行でオランダへ行ったけれど、
未だに1枚も作品にしていなかった事を
思い出し、
ほぼ同じ構成で縦横、2枚描いてみた。
ちょっとした色彩や、タッチの違いなどで
大きく絵の雰囲気が変わりました。
どちらがいいかは、見る人の好みで分かれるかも・・・。 偶然モデルさんのターバンが
何気にフェルメール風のモチーフとなったようです。