チャコのアートギャラリー

チャコの日々のブログです

展覧会を終えて


★ FAA展も終わった。半年かかってようやく100号2枚とは
なんと効率の悪い描き方なのかとあきれちゃいます。
ゴールデンウイークの展覧会もあっという間に終わり。
取りあえず私的には一年中で一番今頃が開放感が感じられるかな。
3年前ギリシャへスケッチ取材旅行に出かけてからすっかり青に魅せられて
しまった感がある。1昨年のFAAには200号で『エーゲ海幻想』を描いたし
小品も何枚も描いた。今年はそのシリーズで100号2枚『時空を超えて』『美の遺産』
を出品したのですがモチーフ、テーマが壮大過ぎたかな!見る人がどんな風に受け取ってくれたかな!・・・来年のテーマどうしようかな!・・反省も込めて色々と心が揺れる。
★ そんな折も折、ゆれる私に大変絵に造詣の深くておられるSさまから作品に対する講評メールを頂いた。 以下そのままに


【FAA展での作品、加茂流とも呼べる確立された画風です。
大空にAncient Greeceの想いが舞い、古の空間へと誘って
くれます。歴史の流れ、移りゆく人間たち、時は過ぎ、
それぞれがそれぞれの方法で動いて行く。世に確かなことは、
この事実のみ。見つめ、回想すれば、どこか哀しい。しかし
見つめなければならない深い思考、希求心が芸術家にはある。
閉じこもるのではなく、瞳を大きく開いて天空を見上げる。
セレスト!神なる至高の青、無限。古代の人々も、こうして
安定を願って仰ぎ、祈り見たことであろう。】

 
 ☆私も実のところそんな思いを抱きながら
描いたものですから本当にびっくりです・・・。人から絵について尋ねられても
思っていることをなかなか上手く相手に語れないもどかしさがあり、
私には大きすぎるテーマなのかもと思っていたところでしたから
こんな心に染み渡るような文章に現してご講評いただいた事に
ただただ感涙! 描いてよかった!
S様本当にありがとうございました。

そして ご高覧下さいました皆様有難うございました。