チャコのアートギャラリー

チャコの日々のブログです

「壬生義士伝」


☆想像を絶する飢餓飢饉から、家族を守るため、新撰組に入り
徳川の用心棒となるところから物語は始まった。
岩手南部藩を脱藩した下級武士の壮絶な人生と残された家族の
その後のドラマ、特に下(第2部)は何回涙が流れた事か。
東北弁というか南部訛りの切ない響きが心の吟線にさらなるゆさぶりをかけてくる。
因みに私の父方の先祖が相馬藩に仕えたと聞いているから
私の身体にも福島県とはいえ東北人の血が流れていることになるなあ。
武士は義のために農民は貧困と飢餓のために尊い命を捨て奪われた。
幕末の変革の嵐に翻弄されながら生き延びた南部魂を思うと切なくなった。
 浅田次郎最高です。美しい岩手山や神姫山をこの目で是非見なければ
・・・・おもさげながんす!