☆ ポルトガルは大西洋に面した小さな漁村ナザレ、今でも未亡人は
みな黒装束なのです。
潮騒と海の匂い、岸辺に引き上げられた小さな漁船、
昔から自然と人間のかかわり以外に何もないという、そんなナザレに
惹きつけられ遠い昔に思いを 馳せながら200号を描いた、
ケーブルで上っていくと丘の上の広場に由緒ある古い教会が建っていた。
そばのレストランで昼(棒だらとえびのリゾット)を食べた後
丘の先端まで歩いた。
強風にあおられながら足を滑らせないよう、大西洋に突き出た断崖近くで
海をスケッチしたことも今は懐かしい思い出・・・・。
( 2000年10月ポルトガル・スペイン写生の旅11日間)